英語ができる前に

英語ができる前に

カテゴリー:思ったこと, 日々のこと

電車に乗ると、英語を話す子どもたちの声が聞こえてきました。どうやら幼稚園の年長さんか小学校低学年ぐらいの子たちです。日本人、外国人両方の付き添いの先生たちも数人おられました。子どもたちは数十人。みんな英語で話すことに慣れているようでした。

そして同じ車両には、明らかに迷惑そうな表情を浮かべ、その子どもたちに冷ややかな視線を向ける他の乗客たち。

それもそのはずで、とにかくうるさい。子どもたちは大声を出してはしゃぎ放題。しかも先生たちはそんな子どもたちに注意をするどころか、一緒になって話をするか、先生たち同士でお喋り。明らかに誰もが不快でした。そして乗客たちの誰もが思っていたでしょう…。

『英語の前に、もっとできなければならないことがあるだろう』

私は子どもたちが不憫でなりませんでした。この子たちは、英語はしっかり教えられ、流暢に話すことができる。しかし、社会の中で生きていくために最も基礎的で、本当に必要なことを教えてもらっていない。

正直、その日見た光景が、“その時だけ”、“何らかの理由で”、“たまたま”そんな状況になっていた、ということを願うばかりです。