小さな英会話教室を開業し、差別化で道をひらく

小さな英会話教室を開業し、差別化で道をひらく

カテゴリー:差別化, 英会話教室, 開業

差別化が小さな英会話教室を発展させる

個人を含む、小さな英会話教室をこれから開業される方に、教室の経営について何かアドバイスを求められたとします。私はその方に、「差別化戦略を、教室の経営に取り入れてみてはどうでしょうか」と、お話します。差別化戦略を取り入れる理由は、数ある英会話教室の中から、自分の教室を選んでもらうためです。

今や、大小さまざま多くの英会話教室が存在します。このなかで、英会話教室を開業し、経営していくためには、生徒さんを集めることが何よりも重要です。しかし、弱い立場であることが多い個人や小さな英会話教室が、大手や先行する英会話教室と、真正面から生徒さんの奪い合いをするというのは、やはり得策とはいえません。

そこで、差別化戦略です。

この差別化戦略は、自分の教室を選んでもらうために、“他の英会話教室にはない魅力を示して、差別化をする”という戦略です。他の教室と同じようなこと、普通のことをしている限り、数ある英会話教室のなかから自分の教室を選んでもらうというのは、なかなか簡単なことではない。それならば、他の英会話教室にはない魅力を明確に打ち出すことで、英語学習者に、自分の教室に対する関心を持ってもらおうというわけです。

数ある英会話教室のなかに、自分の教室を埋もれさせるわけにはいきません。個人や小さな教室は、他の英会話教室にはない魅力を示して差別化をすることで、発展への道がひらかれるのです。

選ばれる教室は、“アイディア”と“集中”でつくりあげる

他の英会話教室との差別化を行うために、2つの段階があります。差別化をするための“アイディア”を考える段階と、そのアイディアの実現に“集中”して教室の経営を行う段階です。それぞれを順番に見ていきましょう。

他の英会話教室と差別化をするために、まずは、自分の教室が何をするのかを決めるところから始めていきます。つまり、差別化実現の一歩目として、どうやって他の英会話教室と差別化をするのか、その“アイディア”を考えるというわけです。

考えるときの条件はただ一つ、他の英会話教室と違うことをする、です。

差別化のアイディアを考えるなんて、なんかむずかしそうだなと思われるかもしれませんが、大丈夫、そんなことはありません。詳しい考え方は、次回の記事(小さな英会話教室、差別化のアイディアを考える方法)でご紹介しますが、特別なことをしなくても、いたって簡単な方法で、誰でもアイディアを得ることができるのです。

ただ、他の英会話教室と違うことをするということに対して、はじめは戸惑われ、不安を抱かれる方も少なくはないかと思います。十分に理解できることです。でも、思い出してみてください。差別化する理由を。

数ある英会話教室の中から、自分の教室を選んでもらうためです。

他の英会話教室と同じことをしていても、英語学習者の心を動かすのはむずかしいのです。勇気を持って違うことをするからこそ、「この教室、他とは違うぞ」と思ってもらえるわけです。

そして、差別化のアイディア(他の英会話教室と差別化するためのアイディア)が決まれば、次はそのアイディアを、実際に教室の経営に取り入れます。差別化のアイディアを実現させるために、行動するわけです。ここで大切なことは、差別化のアイディアの実現に“集中”すること。

つまり、教室としてやるべきことを、差別化のアイディアを実現させるために必要なことだけに絞るということです。

とにかく、差別化のアイディアと関係ないことには手を出さない。限られた時間と労力を分散させず、やるべきことを一つに絞り、そこに教室のエネルギーを徹底的に投入します。英語学習者みんなに対応しようと、さまざまなことに手を出すのではなく、やると決めたことに特化して、特定の人たちの強い支持を得ることが、小さな教室の進むべき道です。

集中に関しては、別の記事で、詳しくご紹介します。

独自性こそ、教室最大の魅力

“アイディア”と“集中”。

これら2つの先に存在するのが、教室の“独自性”です。

差別化するためのアイディアを考え、そのアイディアの実現に集中することで、教室の独自性を獲得することができるのです。

教室の独自性は、他の英会話教室との差別化を促進します。数ある英会話教室のなかから、英語学習者がその教室を選ぶ、もしくは、必要とする明確な理由になるからです。

独自性を得るということは、個人や小さな英会話教室にとって、教室の最大の魅力を手に入れるということです。自分の教室の独自性こそが、差別化をするために示すべき、他の英会話教室にはない魅力なのです。そのため、差別化戦略は、独自性を確立するための戦略だともいえるのです。

次の記事では、どのようにして差別化のアイディアを考えればいいのか、詳しく見ていきます。